2017下半期Top10

サマソニの感想書くとか言って上半期Top10以来一切更新してませんでした…。

 

 

やることは上半期まとめと全く同じです。では行きましょう。

 

10. Universal Solution - In Your System

 

 

ABGT200のウォームアップセットで初披露されてから丸一年経ってのリリース、しかもAnjunadeepからではなくColorizeからということでかなり影が薄くなってしまった感はありますが、個人的にはUniversal Solutionの中で最も好きな一曲です。2017年はこれ以外にもAnjunadeepから出したShuzumiが良かったですね。

 

 

 

9. Andrew Bayer feat. Alison May - Signs Of The Fall

 

 

こちらはABGT250のメインセットにて初披露されたAndrew Bayerの新曲。彼らしいサウンドメイキングとメロディラインにしっかり心を掴まれてしまいました。余談ですがABGT250のセットはライブで観て以来、実は一度も通して聴いていません。後半の新鮮さがあまりにも薄いのがその要因です。。

 

 

 

8. Gabriel & Dresden feat. Sub Teal - This Love Kills Me (Gabriel & Dresden Club Mix / Above & Beyond Respray)

 

 

たぶん今まで聴いてきた曲でトップクラスにクレジットが長いです。こちらもABGT250にて初披露された曲。彼らが絶大な影響力を持っていた2004年頃のサウンドをそのまま蘇らせたかのような仕上がりは古くからのファンでなくとも懐かしさを感じることでしょう。

 

 

 

7. Armin van Buuren - Sunny Days (PureNRG Remix)

 

 

トランス界が誇る一大ユニットであるPureNRG (Solarstone & Giuseppe Ottaviani)がArminをリミックスした非常に豪華な一曲です。Arminが手がけたClub Mixも王道Armada系ビッグルームトランスで好きでしたが、こちらはそれを軽々超えていく素晴らしい一曲でした。Pure系らしい締まったサウンドときらびやかなシンセのマッチングは絶妙です。

 

 

 

6. Max Graham & Neev Kennedy - Guiding Light (James Dymond Remix)

 

 

2017年10月に来日したことがまだ記憶に新しいJames Dymondの一曲。2017年の彼はこの曲に限らず本当に良曲を世に送り続けていたと感じます。かなり主張の強めなメロディでアップリフティングの醍醐味である壮大さを全面に押し出しながら、それでいて胸焼けを感じさせずにフロアのテンションをキープさせる曲作りが出来ているのは純粋にすごいことだと感じます。

 

 

 

5. Above & Beyond feat. Zoë Johnston - My Own Hymn

 

 

Above & Beyondは2018年の1月末に新アルバムをリリースします。そのアルバムから先行リリースされた一曲です。第四のメンバーと言っても過言ではない程の長い間活動を共にしてきたZoë Johnstonとのコラボレーションであり、数多くの名曲を生み出してきた組み合わせでもあります。この曲も明るく希望に満ち溢れたメロディが魅力的で、個人的には"Oh Hallelujah! Heaven is in your mind."というフレーズが大好きです。

 

 

 

4. Late Night Alumni - Montage (Mitiska Signature Mix)

 

 

およそ3年近いブランクを経て本格的にカムバックを果たしたMitiskaですが、現在彼はMyon率いるRide Recordingsを主な活動の拠点としています。そのRideから、これまたMyonとの強力なコネクションがあるLate Night Alumniのリミックスをこの冬にリリースしました。Love Song (Myon Definitive Club Mix)も珠玉の一曲でしたが、このMontageも古き良きSilkやArrivalのようなメロディックプログレッシブに仕上がっており、非常に聴きやすくかつ印象に残るメロディが心を捉えて離しませんでした。

 

 

 

3. FM-84 feat. Ollie Wride - Running In The Night (Josep & Kane Remix)

 

 

JosepはあのWill Atkinsonの変名義です。本名義ではアクロバティックな曲を多くリリースしていることで有名ですが、こちらの名義では打って変わって80'sチックなプログレッシブトランスをリリースしています。引き出しが多すぎです。この曲に関してはなぜかいまいち上手な感想が浮かばないのですが、とにかく聴いてみてほしいです。

 

 

 

2. Above & Beyond feat. Marty Longstaff - Tightrope (Above & Beyond Club Mix)

 

 

サマソニです。僕の2017年の夏そのものです。この曲がリリースされたのはサマソニの1週間前だったのですが、アートワークが新アルバムをキービジュアルにした特別なものであったことから全世界のA&Bファンが歓喜しました(これはおそらく誇張ではないです)。曲自体は2月にインドのイベントで初披露されており、ウルトラマイアミなどでもプレイされていたのですが、いつもの彼ららしい、美しくエモーショナルなメロディラインが大きな魅力です。この曲の歌詞である"Does anyone know?"とこのアートワークを組み合わせて推しうちわを作り、サマソニでPush The Buttonを目指したのですが惜しくも選ばれる夢は叶いませんでした。しかしそれとは別枠で、A&Bに会うことが出来、人生で一番の宝物となりました。ありがとうサマーソニック、ありがとうAbove & Beyond。

 

 

 

1. Moon Boots feat. Nic Hanson - Keep The Faith

 

 

思い出部門では間違いなくTightropeが下半期どころか年間1位なのですが、曲だけで考えるとこの曲を上回ることは出来ませんでした。Moon Bootsが自身初のアルバムを8月にリリースしたのですが、そこからシングルカットされた一曲です。ゆったりしたリズム、不思議な浮遊感、力が抜けた、ともすれば気だるげですらあるボーカルなど、Moon Bootsの魅力のすべてが詰まっているように感じます。誇張なしでリリースされてからの数ヶ月で500回ぐらい聴いているはずです。

 

 

 

以上で2017年下半期のTop10は終了です。2017年もたくさん音楽を聴きました。Spotifyのおかげでダンスミュージック以外もたくさん聴きました。下半期は正直あまり音楽を聴く時間、というか掘る時間が取れず、アンテナの範囲内かつ自分の気になるものだけをチェックするようになり、音楽の幅という面では以前よりも質が落ちてしまった気はします。その上で先述したようにサマソニでA&Bに会うことが出来てしまったおかげでA&BとAnjunabeats以外ほぼ目に入っていないような状態になり、現にいまも新アルバムが楽しみでしょうがありません。2018年も変わらずA&Bのことでうるさいと思いますが、どうかよろしくお願いします。